三陽山長 飽きたら染め変えるという選択肢

かつて気に入って履いていたものだけどもう履かなくなったとか、買ったはいいけど家に帰って冷静に見てみたらイメージ違って履いてないとか、色々理由はあれど出番のなくなった靴。

靴においてイメージを変えるとなると、ソールを変えるかアッパーの色を変えるかの選択肢に大体絞られてくるけれども、今回は後者です。

 

|まずはbeforeを見てみましょう

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元は薄いライトブラウンに近い色、トリッカーズなんかで言えばエイコーンなんかの色に近い。これ買ったはいいけど履かないと。それで今回の色かえです。ダークオークのような色に変えたいとの要望で。

一口に色といってもこれが色んな角度や光の当たり具合で違って見えるのでバランスを取るのに非常に苦労しました。見る写真によっては

赤が若干強めに見えたり、黄色が若干強めに見えたり、黒味が強めに見えたりと写真によって全く違ってきます。ダークオークっていうと若干赤みよりも黄色や黒のほうが強めな印象ですが、いい所に何とか落ち着かせるしかありません。

 

 

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|それではafter

 

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ソールのサイドエッジも色を合わせてダークブラウンへと変更しました。じゃないとソールがあの薄いクリアなブラウンだと浮いてしまってバランスが悪いので。

つま先も少々減っていましたのでラバーで補修をします。

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というわけで今回の修理

アッパー・染め変え ¥12960
ソールサイドエッジ・染め変え ¥3240
Toeラバー ¥2160

計¥18360 也

 

色ものは結構根気がいると思い知らされたのでありました。単純と思われがちな黒でさえ色々あるなぁと只今実感中。

 

それでは年末休みまで後数日ですので、思い残すことのないよう仕事に励みたいと思います。

 

 

店主 拝

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