ALDEN/オールデン モディファイドラスト トップピース交換

履き心地バツグン、オールデンのモディファイドラスト

この前寒くなってきましたとか言ったものの、あの朝だけそう感じただけで
それからずっと暖かいままでした。寒いの苦手な店主にとっては嬉しい限りであります。

今回のお話はよく登場するオールデン。
その中でもバツグンに履き心地がいいと言われるモディファイドラストのものです。見た目結構野暮ったく見える方だと思うのだけれど、何がそんなに靴好きを魅了するのか。

ではいってみよー

|Before

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フットバランスとよく呼ばれているトップピース。この外側より内側の方が接地面が長くなる斜めになったのが特徴的。これ靴医学の世界では19世紀のイギリスの外科医に因んで「トーマスヒール」と呼ばれているそうであります。足の第一のアーチをより確実にサポートできるように内側をこのように長くとるという構造。

元々は足が成長途中の幼児や足に障害がある人のために考えられたもので、それら履く人の状況や症状によって張り出し具合が変わってきます。このオールデンなどはそこまで激しい張り出し具合ではないのですが、元々の整形靴から定番モデルへと残ってその名残でしょうか。日本では医学的なものより意匠として捉えられファッション的なものになっています。

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トップピースを外してみると積み上げがこのように内側が外側より高く積まれる形になります。この写真でいうと右側が内側。

靴底は一般的に平面を想像するかもしれませんが、そんなことはなくて結構立体的。この写真のようになるのは、人の足が内側のフマズはよりエグレているからそれに沿わそうとするためですね(店主扁平足でフマズなんてない、よく妻に面白がられて触られてますよ)

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これがトップピース外した跡。これアメリカ靴によくありますがトップピースを留める為の釘が積み上げも一緒に留める役割を果たしてる。超合理的、アメリカだな〜(笑)。レッドウイングとかもそうですね。通常は積み上げだけいったん釘で打ち中底を貫通させてカシメる、その後トップピースを接着し飾り釘を打つという流れです。USAはですね、接着なし。ステイプル(ホチキスの針みたいなもの)で積み上げとトップピースを仮留めして、靴底にも接着なしで合わせて一気に釘でドーン!とカシメて終了。

これ生産はいいかもしんないけど、修理は・・・・・。ていう話です。トップピース交換しようと思ったら全部取れて積み上げから付けなおさなければいけないので。彼らメーカー側は修理でも積み上げから一気に交換するので何ら不都合はないと思いますが。

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|After

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モディファイドラストはフマズがグッと絞られて足先は余裕があるのが特徴でこれも履きやすい理由の一つ。履く人は疲れにくいって言う人が多いですね。店主も1足持ってますが、これはねとても履きやすい。足先が楽なのにフィット感を損ねない形になっているので。先程僕が扁平足だと伝えましたけれど、扁平足だと足のアーチがないのでベターッと横広がりになるので、最初はよくても数時間経つと小指が痛くなってきたりするのだけれど、この靴はそれがありません☆

見た目も愛らしいんですよね。コードバンでなくてカーフのオールデンも通っぽくて◎であります。

オールデンの良さは写真でみるよりか、実際に見て、履くのが一番分かりやすいでしょうけど、興味がある人の参考になれば幸いであります。

今回の修理 ラバーヒール交換 ¥3240 也

 

店主 拝

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