日焼け、色褪せ、革の染め・・・・

元々の染め方や色の付け方、革の種類等によりますが使っているうちに
どんどん薄くなっていくものがあります。(逆に濃くなっていくものもありますね)
クリームで磨いて多少色を入れていても限界があるものも。
今回のは結構そんなパターン。

ではまずどんな具合だったかを見てましょう。

|before

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このような色味になっていました。ただ本当の色はもっと濃かったと。確かに土踏まずの辺りを見てみるとそれを思わせる根跡が。

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このソールに近い部分の色味を見ながらそれより若干濃いめにして染めていきます。
なぜなら多少残ってはいたけれどやはり大分薄くはなっているからですね。

主に染料を使って手で染めていき、つま先に見られる擦り跡や表面が変化してしまって
色が入らないところのみ上から乗せる手法を取っていきます。

_dsc5899

で、

片方だけ染めたのが一番上のアイキャッチ画像にも使われていたものであります。
これまだ片方染めていない状態。向かって左が染め途中。右は全く手つかず。

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|ではafter

 

_dsc5945

_dsc5947

 

このように美しく染め上がりました。上から乗せたのはつま先部分のみ。
それでもべったり塗りました感が出ることなく自然に仕上げることができました。

お客さんにもとても喜んでもらえたので我々も嬉しくなったほどであります。

 

今回の修理

同色染め直し¥12960 也

 

また元々の色に染め直す以外にも、他の色へ変えることもできますので気になる方は一度ご相談くださいませ。

それではまた〜

 

店主 拝

 

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