来月の3月1日(土)2日(日)に東京のタイユアタイ元麻布にてオーダー会を行います。
いつもお世話になっているSTILE F 様のオーダー会に同行して
タイユアタイのMTMモデルのスーツに合わせたModello F
3足をオーダー頂けます。

アッパーに上質なイルチアの銀付きスウェード
ライニングは吸湿性の高いデュプイのライニング
柔軟で厚くクッション性の高いイタリアンクロスショルダーを使った中底
そしてベイカーのカウンター芯やアウトソールを使用した贅沢な1足となっています。
靴の革質はアッパーに注目がいきがちでライニングや中底や芯までは
見えないのもあって中々語られないし注目もされません。
しかし、履いた時の吸湿性やクッション性、そして包み込まれるような感覚というのはアッパーだけでなく全てが合わさった時に得られるものなのです。どれかが一つ欠けても成立しない。
アッパーに限らず、その他の副資材も良いものを選んでいくと平気で原価が倍以上になってきます。それでもこの履き心地を切り捨てることはできません。
よく値段はすごく安いのにアッパーにデュプイの革を使ってるとか見るでしょう?でもあれって恐らくはグレードの低いのと、その他の副資材は安価なものを使って、人件費を海外製にして抑えていくってことだと思ってるのですが、いくらアッパーだけ良いものを使ったとしても良い靴は作れないと個人的には思っています。
見えないところまで拘るというのは、一見ただの職人の自己満足のように思えるかもしれませんが、その見えないところまで拘らないとその履き心地が実現できない。そういうことなのです。
話が逸れました。

東京のオーダー会、もし関東の方でお時間合うようでしたら
是非覗きに来てください。
事前アポイントは不要ですが、ご予約頂いたお客様を優先案内とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
日時 2025年3月1日(土)2日(日)
場所 TIE YOUR TIE 元麻布 東京都港区元麻布2−1−1ヒルポイント元麻布2F
フランコミヌッチ氏が人生最後に監修したMTMスーツ「Gian Franco Maria」そして彼の哲学を落とし込んだシューズとシャツモデル「Modello F」これらを引っ提げて東京に参ります。3人とも両日共におります。
実は3月1日はフランコさんの命日。
そんな日に、彼の哲学を直に吸収し今もなお日々体現している STILE Fの山口氏や我々とともに色々なお話ができたらと思っております。
ご来店お待ちしております。
コメントを投稿するにはログインしてください。