Henry Beguelin/ヘンリーベグリンを染め変えた

さて、今日はバッグの染め変え。

染め変えを希望する場合って、

・長い事使ってきて、色も褪せてきたし、少し他の色に変えて気分を変えたい

・買ったはいいものの、意外と合わせづらくて変えたい

・この色が欲しいと思っていたけれど、他の色しかなかった

などなどこれだけに止まらず他にも色々な理由があるでしょう。まぁまぁあることでしょう。

もちろん元と同じ色に戻すことで、買った時とはまた少し気分が違いますが嬉しさと安心感を伴います。
そして違う色にすることで、気分は一新し使い慣れているのに新しいものを手に入れたような嬉しさを感じられます。

それではひとまずbeforeから〜

Before

深いグリーン。渋い色味ですが、今回はこれを黒へ染め変えるという依頼。

ふむふむ。

この革のシボ感というか少し皺のよったような雰囲気を壊さないよう、顔料ではなく染料を使います。

顔料であっても元の革の質感を損なうことなく乗せる事はできるけれど、染料で出来るのであればそれが
一番ベストですので、今回は染料。

これらは元の革の色の付け方によりますから、顔料一辺倒でもなければ染料が絶対というわけではありません。
ここ重要です☆

ではafter

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After

ベグリンのこのマークが可愛い☆

この辺の細かいとこ忘れてしまっては台無しであります。

色が変わるだけでとても雰囲気が変わります。
気分も変われば、服装もこれによって変わるかもしれない。
もしくは服装が変わったのでバッグの色を変えるなどもあり得ることです。

今回のお値段¥12960
お預かりは1ヵ月ほどです。

染め変え、染め直し。大きな面積を変えたり、戻したりするのだから前後の印象がかなり変わります。
戻した場合でも、「うわー!!こんなんだったわそういえば」「新品みたい」などなど。

使わなくてしまい込んでいたもの
好きだったけれど色が褪せて見た目が可哀相で使わなくなってしまったもの
使っているけどもうちょっとこんな色味だったらなと思うもの

バッグに限らずこんな革製品あったら、染め直すか染め変えるかでとてもいいものが出来上がりますので
クローゼットから引っ張りだしてみてください。

店主 拝

PS バッグの染めってウチの店でも単価高いほうだけど、全国の他の店みると超高いから驚き☆