john white/ジョン・ホワイト ソール交換

ジョン・ホワイトと言えば1919年にノーザンプトンで創業した老舗の靴工房。1978年にはロイヤルワラントもとってたんですね。すごい。

なのですが、今回リソールしたのは

何とも不思議な作り方。グッドイヤーではなくブラックラピッド製法でうすーいミッドを噛ませておりました。これはジョン・ホワイトのデフォなんですかね?

で、オーナーさんはブラックラピッドな上にミッドがあるからどうも固く感じていたそうです。というわけで、今回はミッドなしにしておまけにウェルト代わりになっているレザーの真ん中をくり抜いてコルクを詰める方法でいってみました。

はじめは、くり抜く前に切り込みを入れて曲げて見たのですが、全然変わらない様子だったので、くり抜くことに。結果、反りがかなりよくなって疲れなくなったと言っていただけました

よかった!

その靴その靴で、製法や状態を見てより最適でお客様のご希望に沿った修理方法をご提案しますので、何かお悩みがあれば是非ご相談ください。できないことだってそりゃあありますが、色々な情報をヒアリングしてできる限りご希望に近づけていきたいなと考えています。