何故ウエスタンブーツはこの形になったのか
大体靴の美しさは過剰な装飾よりも機能美からくるものが多い。ゴテゴテのものは飽きられやすいのです。だけど機能美と装飾美を兼ね備えた数少ないブーツと言ったらウエスタンブーツ☆
靴のデザインって元々何か理由がありその形になっていったものが今はそれをブラッシュアップさせ美しさに昇華させているものだと思いますが、ウエスタンブーツも元々は形に意味がありそれがファッションへと繋がっていってるのですね。
そもそもの起源は馬に乗る為の乗馬ブーツであり
・鐙に簡単につま先が入れられるよう尖った形をしている。
・カカトが高いのは落馬時に鐙が絡まないようにするため。(落馬した際に鐙に足が絡まった場合、引きづられて命を落とすこともある。)おぉ怖い。。
・シャフト(足首から上の胴部分ですね)が長いのは紐やベルトをつけなくても適度なフィッティングを得る為のもの。
1860年代から大量生産されるようになり、カウボーイ達の主流へとなっていきやがて、作業するとき以外にも街を歩く為にドレスブーツを履くようになったと。そのため装飾であるステッチや細工が施されていったと、こういう訳があったんですね。
でもシャフトの部分てデニムの裾に隠れてそこまで見えないものだけれど、男ってこういう見えないところにこだわるのは世界共通なの・・・かな?学ラン裏の刺繍とか(笑)チラリズム、チラリズム。
あのシャフトのステッチワークはほんといつも驚かされますよ。
というわけでbefore見てみましょう。
|Before
もう穴が空いてしまっているのでソールを交換し、綺麗サッパリにしてあげましょう。
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|After
ウエスタンはトゥスプリング(つま先の上がっている角度)も重要でこれがベッタリしているとあまりバランス良く見えません。そしてヒールの位置や角度も同じように。
今回の修理
ソール交換 レザー(ウエスタン仕様)¥15120 也
ハマる人はとことんハマっちゃう世界です。お気を付けて!
店主 拝
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