WELD modello F Loafers

先日instagramに高松のオーダースーツ店STILE Fとのコラボレートモデルローファーを着用して投稿しました。

今回は2つともカジュアル寄りな服での着用。スラックスなので綺麗めではありますが、そうでなくても様々なコーディネートに活躍してくれるので重宝します。

いや〜自分用に作って履いてみて驚きました。

自分で言うのもなんですがかなり履き心地も抜群の木型です。それに加えオーダー頂いだ際はお客様一人ひとりの足の幅や甲の高さなどに合わせていくためよりフィットさせることができます。

見た目もスマート過ぎず野暮すぎない、四国で尚且つ瀬戸内海があるこの香川の穏やかな気候や雰囲気にマッチしたスクエアトゥのモデルになっています。

この源流はTIE YOUR TIEのフランコ・ミヌッチさんで、彼は柔らかいフィレンツェスタイルのスーツにセッテピエゲのネクタイを締めて、そこにスエードのローファーやタッセルローファーを合わせていました。

キメすぎない、軽さ・柔らかさ・抜け感を大事にしていたフランコさんならではのスタイルは世界のクラシックに大きな影響を与えたのです。

本当に格好いい御人。

スエードなのでお仕事で履ける方は限られるかもしれませんが、許されるならば是非スーツに合わせて履いて頂きたいものです。

フランコさんは残念ながらもう亡くなってしまい会うことは叶いませんが、フランコさんから様々な教えを受け、多くの時間を共有してきた方がSTILE Fのオーナー。

衣服のことだけでなく、食住を含めたライフスタイルをフィレンツェというフィルターを通して、人生が楽しくなるお手伝いをしてくれますよ。

何かを大事にするのは手間がかかることだけれど、その分だけ楽しさと嬉しさが返ってきます。そして家族や友達、仕事場の人々、取引先など、様々な場面で会う人に対して与える影響は大きなものになります。

ケアなどで手間もかかるし、スーツも今回のローファーも決して安いものではないです。値段としては高い。

それでも長い目で見れば決して高すぎるものでもない。何十年と飽きることなく着たり履くことができるからです。

20年、30年着て履いていった分だけ風格が出る。そういった本物を一つずつでいいから揃えていくと人性がまた違った角度から楽しくなってきますよ。