WELD 3Tie derby delivered

前回の記事は当店のオリジナルシューズ

WELDがトップリフトの交換で戻って来てくれました

という内容でした。

履いて皺が刻まれ、オーナーの手入れによる

いい艶の出た状態。

 

今回は、また新たに同じモデルが旅立ったので見てみましょう。

 

 

 

 

いいですね、いいですね。

これを丁寧に履き込むと前回の記事の靴のように

いいアジがでてくれるのですね。

 

内側のフマズをラウンドウェストにし

絞り込む仕様は昔によく見られるものです。

 

ハンドソーンウェルテッドとはいえ、最終的に底縫いミシンと仕上げに機械を使う

9分仕立てなので、フルハンドに比べると土踏まずを絞ることは

できませんが、

 

出来るだけ内側に設定する事と

仕上げの際に木型に添わせるようアッパーにくっつく

ぐらいに叩くことと、

シャンクの上に革を置く事でソールを立体に見せる事

 

これでとても良い表情を出せます。

 

普通の既製靴ではあまりここまで手をかけません。

でもってこの値段でここまではしません。

 

そして当店も今年、上手く進めばの話ですが

このお値段でこの仕様というのはできなくなります。(たぶん)

始めてちょっとの間だけのチョットお得な贅沢仕様的な。

 

 

ちょっとまだ進んでいないところがあるので

いつから変わるのかとか

どうなるのかは

ちゃんと決まって尚かつ準備が出来た段階で

お知らせできればと思っています。

 

一つ言えるのは、ハンドソーンウェルテッドで

この底の仕様でこの値段はもう今年のどこかで

変わる予定ということだけです。

 

 

なぜか、この3タイダービーが一番注文が多いのですが

次は茶色のオフィサーが仕上げのみですので

近々そちらも記事にしたいと思います。

 

どのモデルであっても

持ち主の方に愛されますように。

 

相棒のような

家族のような

そんな存在になってもらえるよう

そういう思いを込めながら作っています。

 

まだの方はどうぞお試しください。(今の内に)